今回ご紹介するのはうちの家庭学習に欠かせないZ会についてです。
私は親子合わせて19年間Z会に課金しているZ会信者です。
期間 | 年数 | |
---|---|---|
母(私) | 中1~中3、浪人 | 4年 |
長女 | 年長~中3 | 10年 |
次女 | 小1~小6 | 5年 |
そんな私たち親子の実績はというと
- 私 公立トップ高校→一浪→慶應
- 長女 公立トップ高校→不登校→通信制高校に転校
- 次女 地元の公立小学校 成績は普通にいいが、勉強より遊びが好き
となっております。
私の話は時代がちがいすぎるのですが、かんたんにいうと実家が裕福でなく、塾に通えなかったのでZ会だけで受験を乗り切りました。
ですので、お金のかかる塾に行かなくてもZ会だけでいいという成功体験がしみ込んでいます^^;
今資料請求をすると、教材見本や、 教育・受験に役に立つ小冊子を合わせてプレゼントしてくれるようです。
Z会の通信教育 資料請求
注意!
Z会は一般的に言われているように、他の教材と比べてもとても難しいです。
でもそれは、中学や高校の途中から始めるから難しいと感じるのだと思います。
なるべく小さいうちからコツコツとやって行くと、難しさにだんだん慣れてきます。
中学、高校から始めた場合も、なるべく1年生の1学期から始めると、意外と易しめの問題から積み上げていくことができます。
紙かタブレットか?小学生コースの比較

Z会の小学生コースを選ぶ際に従来の紙ベースのテキストコースか、タブレットコースかを選ぶことになります。
うちでは長女がテキストコース、次女がタブレットコースを使っていたので比較してみたいと思います。
向いている人 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
テキストコース (長女がやっていた) | 勉強の習慣がついている人。親がある程度時間を取って勉強を見ることができる人。 | 紙での勉強の方が知識が定着しやすい。復習がしやすい。 | 親が○付けをしたり、勉強を見る必要がある。添削が返ってくるのにタイムラグがある。 |
タブレットコース (次女がやっていた) | 勉強の習慣がない人。楽しんで勉強をしたい人。親の時間がない人。 | 勉強をやっている感覚がない。どんどん進めていける。 | 復習がしにくい。どんどん進めてしまうので、知識が身についているかがわかりにくい。 |
長年二人の勉強の進め方を横で見ていると、やはり私は紙のコースの方がいいなと感じるようになりました。
時代に逆行するようですが、タブレットだと頭に残りにくい、と子ども自身が言っています。
2013年に行われたトッパン・フォームズの脳科学実験で、「紙媒体の方がディスプレーより理解できる」という結果が出ています。
脳の前頭前皮質という、情報を理解しようとする部分が紙の方が活性化していたそうです。
とはいえ、勉強を始めるまでが大変などという子には、タブレット学習の方が合っているという方も多いと思います。
うちも次女は机に向かわせるまでが大変でしたので、タブレットに助けられました。
そんな次女もようやく学習習慣がついてきたので、今後はテキストコースに切り替えるつもりです。
Z会の問題の質はどちらのコースも変わらず、思考力が伸ばせて良質な問題ばかりだと思うので、お好みだと思います。
ちなみにうちは最初からハイレベルコース4教科(次女は英語も入れて5教科)をとっていました。
ハイレベルは中学受験をしないけど、上位の成績を保ちたいくらいのレベルの子にちょうどいい問題だと思います。

中学生コース

中学生になると、長女もタブレットコースを選択しました。
中学生のタブレットコースは小学生までと違って、Z会の塾の講師による動画授業を見ることができて、添削もあるという、塾と通信教材のいいとこどりをしているようでした。
長女がやっていたころより、システムはさらに進化しているようです。
たとえば、タブレットコースはオープンカリキュラムといって中学3年間の単元がいつでもすべて学習できるようになっています。
得意な教科は先取りし、苦手な教科は戻って復習という、自分のペースでの学習ができるのでとても効率的ですね。
このシステムは不登校やホームスクーラーさんに向いています。
Z会中学生向けコースの資料を請求された方に、『中学からの正しい学習法』冊子を差し上げます。
Z会進学教室
中学に入学してからは通信の中学生コースを受講していましたが、長女が中2の途中から塾に通いたいと言い出しました。
周りは塾に通っている子が多く、地元にも塾はたくさんありましたが、どうしてもZ会の塾に通いたいというので電車に乗ってZ会進学教室に通うことにしました。
Z会進学教室は首都圏や関西圏にあり、主に難関高校を目指す子たちが対象の塾です。
入るときに入塾テストがあります。おそらくここでふるいにかけられている関係で、難関高校への合格実績が高いのだと思われます。
特徴 | |
---|---|
料金 | 一般的な塾に比べて安い(夏合宿などがないので助かった) |
講師 | 学生のアルバイトではなく講師の質が高い |
宿題の量 | それほど多くない。やってこない子は特に怒られるということはなく、ついてこれなければそれまでという感じなので、ある意味冷たいかもしれない。 やる気のある子は伸ばしてくれるが、やる気のない子は伸ばされないかもしれない(個人の感想) |
進路指導 | 塾の実績のために私立高校をたくさん受けさせるといった悪質な行為がない。 |
長女は1年半ぐらいZ会進学教室にお世話になり、第一志望の公立トップ校(偏差値70以上)に合格できました。
おもな特徴をあげましたが、料金は他の塾に比べて良心的な価格で、営業色があまりなく、塾の実績のためにたくさんの私立高校を受けさせるといった悪質な行為がないことはよかったです。
娘の友達の某塾の話を聞いて、結構悪質な塾が多いのでびっくりしました。
高校生コース

Z会の高校生のコースは、高1・高2生と、高3・高卒生で大きく異なります。
- 高1・高2生→タブレットか紙の教材を選べる
- 高3・高卒生(大学受験生)→紙の教材だけ
なんと、あんなにタブレット学習を推してきているのに、大学受験生のコースは紙の教材しかなくなっていまいます。
大学受験にはアウトプットが大切。受験が紙の試験で行われる以上、実践も紙で勉強しなくてはいけないということなのでしょうか。
従来の通りの紙の教材が送られてきて、紙の添削問題を送るというスタイルですが、映像の解説がついているので独学でも取り組みやすいです。
また、スマホで提出できるので3日後には添削済みの答案を見ることができます。
ただし、かなり難関大学向けであることは確かです。

うちの娘は不登校になったこともあり、難しい通信教育にはついていけないと判断しました。
(この辺は自分の体験からの判断です。当時高校生のZ会は難しかった相当難しかったです・・・浪人してやっとという感じでした)
ですので今は別の個別指導塾に通っています。
高校生のためのZ会
まとめ

以上が今まで実際にやってきたZ会についての感想ですが、ほとんど信者ですね^^;申し訳ございません。
ですが19年間お世話になり、本当に自分の人生を変えてくれたし、娘たちも勉強の面ではとても支えられて来たので、他の方にも自信をもっておススメしたいです。
確かに難しいことで有名なZ会ですが、小さいころからやっていると難しさに慣れてしまうくらい思考力がつきますし、映像授業などもあって昔よりはるかに頭に入ってきやすい仕組みになっていると思います。
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