せっかく合格できた進学校。それなのに、こんなはずじゃなかった・・・と思っている方はいませんか。
うちの娘も思い描いていた高校生活とはかなりギャップがあり、不登校になって最終的に進学校をやめました。
それでも全く後悔していないので、その理由をお話しします。
進学校をやめたくなる理由
- 授業の進度が早く、ついていくのに必死
- 課題が多く休めない
- まわりの人たちが優秀すぎて、自分と比べてしまい、自己肯定感が低くなる
- 文武両道の学校では、部活も忙しい
- 成績へのプレッシャーが常にある
進学校をやめたくなる理由は様々ですが、うちの娘は上記のことがあてはまりました。
とにかく忙しすぎる高校生。
それでも何とか頑張って勉強や部活をこなしているうちに、忙しすぎてメンタルを病み、体が動かなくなってきました。
ブラック企業の社員のように朝から晩までずっと頑張っていたようです。
進学校じゃなくても勉強はできる

まず、高校をやめたいと思っても、いきおいでやめないでください。
いきおいで退学や休学をしてしまうと、あとで別の学校に転校したときに在籍期間が途切れてしまうので、他の同級生より一年余計に学校に通う必要があるかもしれません。
やめずに、学校に籍をおいたまま、とことん休んでください。
そのうちに学校の勉強にはついていけなくなって、余計に戻れなくなりますが、元気になるならそれでもいいと思うんです。
勉強に関してだけでいうと、進学校の高いレベルで無理にやらされている勉強よりも、独学で基礎から勉強した方が絶対に身に付きます。
別に進学校じゃなくてもどこでも勉強はできます。
学校に行かなくても、意志さえあればどこでも勉強はできる。
今、通信制高校に通う娘は、毎日違う場所で勉強をしています。
- 自宅
- 図書館(3か所)
- カフェ(2か所)
- 塾の自習室
気分によって違う場所で勉強をしています。また時間も好きな時間にできます。
通信制高校に転入するか高認を受けるか

進学校をやめて大学受験をしたいなら、通信制高校に転入するか高認を受けます。
うちの娘は高3で通信制高校に転入しましたが、同時期にやめた同級生は高認にすると言っていました。
ちなみに二人とも志望校(大学)は決まっており、同じようにあとは受験勉強をするだけです。
全日制高校の無駄が多い勉強をしなくてもいいので、それだけでかなり楽です。
高認は、大学を中退したら中卒になるというふうに言われますが、そこまで気にしていたら何もできなくなる気がします。
無理に自分に合った通信制高校を探さなくても、自分で高認を取って受験勉強に専念できるのならそれが一番無駄がないと言えます。
進学校をやめて大学受験を目指す方法
とはいっても、現在通信制高校生は増えていますし、高認をうける人よりは一般的な進路かと思います。
通信制高校に転校してからどのように大学受験を目指す方法は以下の通りです。
通信制高校に転校+そのうえで下記の中から選択するのが妥当です。
学費がかからない順にあげてみました。
- 参考書やYouTubeだけを使って独学する
- スタディサプリなどオンラインサービスで独学をする
- 通信教育
- 塾や家庭教師
- サポート校
うちの娘は高2で不登校になって、休んでいる間に⓵~③の方法で勉強しており、途中で個別指導塾に入りました。
サポート校は娘には必要ないと感じたので、通信制高校の勉強は自分で管理しています。
通信制高校は自己管理が大変とおどされることが多いですが、進学校の課題をこなすことに比べたらそこまで大変ではありません。
進学校に通っていた方なら、きっと自分で管理できるでしょう。
まとめ

進学校をやめたくて悩んでいるのだったら、まずいったん休みましょう。
その上でやっぱりこの高校に行くのは難しいと思うのだったら、体を壊してまで無理に行かずに、通信制高校に転校したり高認をとったりと、他の道を探すことが大切です。
今回は進路として大学受験を目指すことを前提にしましたが、もちろん、進路はそれだけではありません。
いったん休んで十分に進路について考えるのも、不登校だからこそできることですね。