不登校になって、通信制高校への転学を考えた時に、まずぶち当たるのが「サポート校って何?」という疑問ないでしょうか。
わかりにくいことに、通信制高校の資料請求サイトから一括請求したら、通信制高校かサポート校かに関わらず、資料がどんどん届くんですよね。

ざっくりいうと
- サポート校は高校ではないので、高卒資格が得られない。塾や予備校に近い。
- サポート校は提携の通信制高校に通うことが前提。だからお金が2重にかかる。
- でもサポート校にはたくさんのメリットがある。
詳しく説明します。
サポート校は高校ではない
通信制高校は学校教育法で定められた高等学校であるのに対して、サポート校は民間の教育機関。
塾や予備校に近いものです。
そのため、サポート校に通学するだけでは、高卒資格が得られません。
サポート校は提携の通信制高校に通う必要がある
サポート校には提携の通信制高校があります。
この通信制高校に通うことで、高卒資格をとります。
提携の通信制高校のカリキュラムをこなせるようにサポートしてくれるのが、サポート校です。
注意しなければいけないのは、学費が2重になることです。
通信制高校には就学支援金が適用されますが(所得制限あり)、サポート校は完全に自費です。
人気のサポート校の学費を比較してみました。結構いいお値段しますね・・・
サポート校名 | 学費 (授業料・その他) | 提携の通信制高校の学費(24単位で計算) | 計 (通信制高校の就学支援金を引かれる前) |
---|---|---|---|
KTCおおぞら高等学院 | 約451,000円 | 約460,000円 | 約911,000円 |
中央高等学院 | 約800,000円 | 約300,000円 | 約1,100,000円 |
トライ式高等学院 | 約800,000円 | 約260,000円 | 約1,060,000円 |
サポート校のメリット
学業面でのサポート
通信制高校だけに通っても、もちろん大丈夫な子もいます。
ですが、長期間の不登校により、中学生からのやり直し学習が必要な子もいますし、生活リズムが崩れて自分では学習の管理できない子もいます。
そういう子どもたちにとっては、とても手厚いサポートが受けられます。
精神面でのサポート
多くのサポート校では、心理カウンセラーがいてカウンセリングを受けられたり、先生が優しかったり、精神面でのケアが手厚いようです。
傷つきやすい不登校の子どもたちにとっては、それだけで安心ですね。
専門的な知識が学べる
大学進学だけでなく、プログラミングや、美容、アニメ、声優、製菓製パンなど、変わった技術や知識を学べるところもあります。
通信制高校で高卒資格をとり、サポート校で専門学校に通うような形ですね。
専門的な知識を身に着けられることは大きなメリットですね。
学校生活でのサポート
通信制高校に通う子どもたちは、全日制になじめず不登校になった子どもが多いです。
同じような境遇の子どもたちが多いので、友達もできやすいですし、遠足や学園祭など、普通の高校のような行事もあるサポート校もあるので、楽しい学校生活が送れるようにサポートしてくれます。
まとめ
このように、サポート校は通信制高校に通う子どもたち全員に必要ではありませんが、様々なメリットがあることがわかりました。
- 学習の管理が一人では難しい
- カウンセリングでメンタルサポートを受けたい
- 受験勉強だけじゃなく、他のことを学びたい
- 楽しい行事に参加したい
このような方にはオススメです。
以上、参考になりましたら幸いです。
\気になるサポート校の資料請求ができる/