こんにちは。
先日通信制高校の入学前履修相談行ってきました。
高2で不登校になり、すべての科目の単位を落としてしまった娘は、
その落とした教科の単位を取らないといけないと思っていました。
しかし実際のところ、必履修科目をとれば、あとはどんなにバランスが悪かろうと
とりあえず単位数を満たせれば卒業できるというから驚きました。
必履修科目とは?
そもそも必履修科目を知らなかったので調べました。
2020年に高校入学した娘の必履修科目は以下の科目のみで、すべて取ると30単位強になります。
- 「国語総合」
- 「数学Ⅰ」
- 「コミュニケーション英語Ⅰ」
- 「世界史A」「世界史B」から1科目
- 「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」から1科目
- 「現代社会」または「倫理」・「政経」
- 「生物基礎」「化学基礎」「物理基礎」「地学基礎」から3科目、または「科学と人間生活」を含む2科目
- 「保健」「体育」
- 「音楽Ⅰ」「美術Ⅰ」「工芸Ⅰ」「書道Ⅰ」から1科目
- 「家庭基礎」「家庭総合」「生活デザイン」から1科目
- 「情報の科学」「社会と情報」から1科目
これさえ取ってしまえば、あとはどんな科目をとってもいいという話です。
娘は高1の科目はすべて単位を取っていたので、必履修科目のうちほとんどをとっていました。
あの大変だった英語や数学を、もう高3で取らなくていいというので驚きです。
必履修科目は入学年度によって大きく変わる場合があります。
2022年度は「地理総合」が必履修になるなど、特に社会科の科目で大きく変動があります。
もし同じ学校で留年してやり直すなら、全部の単位をとらなければならない
ここで進学校あるあるなんですが、
- 高2のカリキュラムがエグい
- 大量の課題
- 謎の国立推しのため、取らないといけない科目が多い
- 文理選択が高3から→受験で必要ない科目も勉強しなければならない
もし同じ学校で留年して高2をやり直すなら、
このような1年間をもう一度すごさなければなりません。
それならば、早めに通信制高校に転校して、
軽めの科目をサクッと取ってしまった方がめちゃめちゃ近道じゃないですか?
ちなみに娘が通信制高校の3年で取ることになった科目には英語も数学もありません。
通信制高校の担任の先生が、娘に合わせてできるだけ楽な単位の取り方をお勧めしてくれて、
世界史、日本史、地理、倫理、政経(現社は高1で取得済み)と、社会科目コンプリート。
英語は入試で必要ですが、個別指導塾でしっかり勉強しているので、
通信制高校の単位としてはとらなくてもいいかと思いました。
まとめ

通信制高校のメリットは、生徒一人一人の状況に合わせてカリキュラムを組めるところです。
なんでこんなにいいシステムなのに、これが普通じゃないんでしょうね?
不登校だけじゃなく、やりたいことがたくさんある子や
早く受験勉強に特化したい子には本当にメリットだと思います。
もし今全日制の高校に在籍していて、不登校で単位を取ることに苦労しているのなら、
通信制高校ではその単位を楽にとれて、
メンタル面や勉強面でもプラスになるということを考えてみてください。