通信制高校の卒業のためにはレポートの提出が必須です。
- 通信制高校のレポートってどんな感じ?難しいの?
- 1人で管理できるか心配
- 実際にどんなレポートか見てみたい
こんな質問にお答えします。
通信制高校のレポートは簡単。教科書の内容がそのまま
通信制高校のレポートは、とても簡単です。
中身は問題集のようなものです。教科書の対応しているページの内容を読み、答えの穴を埋めていきます。
テストではないので、じっくり理解しよう、覚えようという気持ちで解いていくことをおすすめします。
以下、娘の高校のレポートを少々ご紹介します。だいたいの難易度がわかると思います。
現代文

現代文は教科書に出てくる語彙や漢字を問うもの、内容についての書き抜きなどです。
日本史

日本史は教科書を読めば明らかにわかる問題でした。受験勉強をしているなら読まなくてもわかるかもしれません。
物理

物理は一見難しいかもしれませんが、教科書に載っていることしかでないので根気よく読み進めていけば大丈夫です。わからない場合は先生に聞いた方がいいでしょう。
書道

書道も提出があります。教科書に載っている語句を書いたり、実際に硬筆で丁寧な字を書くものもあります。毛筆の課題はスクーリングで行うようです。
教科によって差はありますが、そんなに難しくはないです。
高校の教科書にはレベルがあって、おそらく通信制高校で使われている教科書はかなり簡単なものです。
以前の進学校で使っていた教科書と見比べると、文字の大きさや図解の多さなど、かなりわかりやすく説明されていました。
レポートは簡単だけど管理が大変

レポートは簡単ですが、期限を守るなどの管理が大変です。
学校によっては4月に一年分のレポートが一気に送られてきます。
これを高校生一人で管理することはなかなか難しいでしょう。
だいたい一単位あたり3枚のレポートがあるので、一年で90~120枚くらいのレポートをこなす必要があります。余裕をもって一月あたり10枚~15枚くらい出していくと安心です。
サポート校に行っている場合は管理はお任せできますが、行っていない場合はある程度親も把握しないといけないと思います。
自己管理能力がある子は別ですが、おそらく通信制高校に通う生徒はメンタルも弱っている子が多いので、そこはできるだけサポートしてあげる必要があります。
またサポート校がなくても、各学校の担任の先生がきっちり管理してくれる学校もあるので、気になるようでしたら学校に直接聞いてみてください。
ちなみに娘の高校はレポートに関して、期限が迫ってきたら注意してくれる程度のゆるい管理です。これがいいのか悪いのか・・・
レポートがネットで完結する学校もある

学校によっては、ネットの中ですべて完結するような高校もあります。
自分の学校のシステムで、マイページ内で問題が表示され、それに回答して送信するタイプのレポートです。
このような学校は、移動中やバイトの休憩中などの隙間時間に取り組めて提出率も高そうです。
ちなみに娘の高校は紙のレポートをスマホやiPadで撮影してメール送信で提出しています。
ネットですべてが完結するのはとても楽ですが、復習という観点からすると個人的には紙の方が頭に残りやすいです。
単位認定試験のために復習も必要なので、娘も紙でよかったと言っています。
まとめ

以上、通信制高校のレポートについてご紹介しました。
娘が実際にやってみた感想は、

レポートの内容はカンタンで10分で終わるものもあった。
平均すると一枚30分で終わる。
だけど、ためるとめっちゃ大変そう。
受験に関係するものは頑張って自力で解いて、関係ないものはサクッと終わらせる。
とのことです。
簡単とは言っても量がたくさんありますから、管理が必要です。
親も子ども任せにしないで、過保護・過干渉にならない程度に期限を把握しておくといいです。