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通信制高校には受験勉強を期待しない理由

大学受験を目指しているお子さんが通信制高校を選ぶときに、

むすめ

本当にこの通信制高校でいいのかな?受験勉強できるかな?

と悩むことはありませんか?

私も娘も最初は悩みまくり、大学進学率や実績などを比較したり、大学受験コースがどんなものなのかを調べたりしました。

下記はいろいろな通信制高校の説明会に行き、口コミや体験談を調べていく中で私と娘の出した結論です。

通信制高校での大学受験勉強には期待しない。塾や予備校を使う。

通信制高校→高卒資格を得る
塾・予備校・家庭教師→大学受験の勉強をする

※個人の見解です。娘の意見でもあります。

目次

大学受験レベルの授業はできない

通信制高校のレポートは標準的で簡単なものです。

高校の必履修科目も英語や数学でいうと高1レベルのものを提出すればいいというもので、単位をとっても大学受験で求められるレベルにはなりません。

理由は、通信制高校は入試がほぼないので、学力差が激しいからです。

中学レベルの学びなおしから必要な生徒も、大学受験を目指す生徒も一律に同じ授業を受けるので、レポートは簡単なものでないと高卒資格がとれません。

大学受験用のコース(特進コースなど)やサポート校は学費が高い

大学受験用のコースがある通信制高校もあります。

ある学校では予備校と提携して、映像授業を見ることができる、などのコースがありますが、映像授業をみるだけならスタディサプリなどでもすみます。

スタディサプリだけだと自己管理ができないから、通信制高校やサポート校でサポートするのでしょうが、多くの場合、特進コースは授業料が高いです。

よくある通信制高校やサポート校の営業トークで、

予備校に行くよりはトータルで安いですよ

っていうのがあるんですが、本当にそうでしょうか?

たしかに予備校で授業を全部の授業をフルにとるよりは安いかもしれませんが、苦手な教科をとるだけだったらそんなに高くはないと思います。

通信制高校やサポート校の大学受験コースに、毎日登校して利用できるなら元が取れるのかもしれませんが、そもそも通信制高校に通う子たちが毎日登校できるかが疑問です。

余談ですが、通信制高校やサポート校は合わなかったら単位のこともあってやめるときは大変です。
学費を払ってしまってから合わないことがわかり、結局外部の塾や予備校にも通って学費が2重になってしまうこともあるとききました。
塾や予備校だと合わなかったらやめて変えるのは比較的簡単です。

進学実績があてにならない

よく進学実績で東大、京大などの合格実績を前面に打ち出している通信制高校がありますが、あまりあてにならないので、うのみにしない方がいいです。

そういった進学実績は、もともと進学校に通っていた子や、中学までは不登校でも家で勉強していたなどで、優秀な子が入学してきて、難関大学に合格しているということが多いからです。

塾や予備校で受験勉強をやるほうがいい

繰り返しになりますが、大学受験をするなら、通信制高校での勉強は最低限でいいと感じます。

  • 通信制高校は単位をとるところだと割り切る
  • 塾や予備校で自分のレベルに合わせた志望校別の対策をやる

普通に全日制高校に行っている生徒でさえ、受験をするときには何かしらの塾や予備校に行く生徒が大半です。

授業レベルが全日制高校のレベルに達していない通信制高校ならなおさら、塾や予備校を利用する方がいいと思います。

不登校やHSPなら特に個別指導塾がおすすめ

元不登校の子には、集団塾はクラスがあり、学校と似ているので嫌だと感じるかもしれません。

うちの娘にも大手予備校をかたくなに拒否されました・・・

そういう生徒には個別指導塾か家庭教師がおすすめです。

うちの娘は個別指導(時々オンライン)で大学生の先生に教えていただいています。

憧れの大学の先輩なので、勉強以外にもいろいろなことを相談できるのがいいそうです。

もし近くに個別指導塾がないという方も、オンラインの個別指導塾(家庭教師)があるので、自分に合った先生を探してみるといいと思います。

勉強以外のことも相談できるって想像以上に安心感がありますよ。

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まとめ

以上通信制高校で大学受験勉強を期待しない理由を書きました。

あくまで個人的な見解ですが、うちの娘と似たような環境の子もいると思うので、受験戦略としてまとめます。

  • まずは通信制高校を選ぶこと
  • 最低限の授業をとること
  • 自分に合った塾や予備校、通信教育でレベルに合った受験勉強をすること

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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