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不登校の親の孤独ー原因と対策

不登校の親は本当に孤独ですよね。

その原因と対策について考えてみました。

目次

自分から人を避けてしまう

不登校の子が小中学生の場合。地元の学校だから、きっと周りにいるママ友なんかは子どもから「○○ちゃん学校来てないんだよ」なんて聞いてますよね。

そう思ってしまうと、なんか急にママ友と会って説明するのもいやだなって思います。

うちの娘の場合高校生なので、そこまで不登校のことを知っている人が周りにいなかったのですが、

それでも近くにいる同じ高校に通っている子の親にばったり会うと、「最近学校行けてなくてね・・・」って説明するのが本当に嫌でした。

それまでは時々お茶とかもしていたのですが、向こうは花の女子高生を楽しんでいる親なので、なんか気が乗らないんですよね。

心が狭い私です。

人からも避けられてしまう

娘が不登校になる前の中学生の時に、同級生でも不登校の子がチラホラいました。

1人はわりと仲良い子だったのですが、その子とお母さんがスーパーにいるところを見かけたときに、なんて声をかけていいかわからなくて、気づかないふりをしてしまいました。

子どもが不登校になったときに、これと同じことをされているのかもしれません。

まあ、放っておいてくれるほうがずけずけと聞かれるよりもマシかもしれませんが。

それでもこのように周りの友達が声をかけづらくなっていき、孤独になってしまうんだなと、今になって気が付きました。

本当の意味で共感してもらえる人に会えることはなかなかない

ママ友のなかには、すごく信頼できる人で仲のいい友達もいます。

ですがその子どもは元気に学校に行けている子。

子どものことを話して、心配はしてくれるけれど、本当の意味での共感はなかなかできないでしょうね。

よっぽど仲のいい友達同士が、同じように不登校にならないと共感は難しいかもしれません。

夫婦仲がよろしくないとなお孤独

夫婦仲がよろしくないと、子どものことを相談できず、つらいですよね。

夫婦仲がよくても、教育方針がちがう場合もあります。

うちの夫はもともと学校に対して何のこだわりもなく、休むなら休んでいいという人だったのでまだマシでした。

これが「不登校は許さない」系の人だったらきっと私の辛さはもっと増えていたと思います。

(うちの夫は鬱になったことがあるので、不登校に対する理解があるのかも)

手あたり次第相談することになるがすぐには解決できない

結局、先生、カウンセラー、心療内科など、手当たり次第相談することになりますよね。

いろいろな人に相談しても、結局のところすぐには解決しないんですよね。

たとえば一時間、カウンセリングを受けたとしても、話を聴いてくれて少しは楽になるかもしれませんが、すぐに解決できませんよね。

また2~3週間後に相談、とか薬だしますねーなんて言われてなんか腑に落ちない。

時間だけが過ぎていく・・・みたいな。

親の孤独への対処法は?

あくまで私のした対処法ですが効果のあったものをご紹介します。

結局手あたり次第相談して、その中から効果があったものです。

これ以外にも、私は行ったことがないのですが、親の会などもよさそうだなと思います。

  • SNSやLINEオープンチャット
  • 教育相談室
  • 通信制高校めぐりで相談に乗ってもらう
  • 自分のために時間を使う

SNSやLINEのオープンチャット

私の場合はTwitterに助けられました。私の周りには不登校の親はいないのに、Twitterにはなんでこんなに共感できる人たちが多いのだろうと思いました。

ただ、メンタルが非常に弱い人には傷つくこともあります。

傷のなめあいと言われたり、DMで馬鹿親と呼ばれたこともあります。即ブロックしましたけど。

LINEのオープンチャットで不登校の親とつながるのもいいと思います。

教育相談室で相談する

住んでいる自治体や都道府県の教育相談室があると思います。

いろいろなところに相談した中で、私の場合は一番よかったです。

子どもと親にそれぞれ一人ずつ、相談員がついてくれて、別々の部屋で相談にのってくれます。

だいたい2週間に一度、一時間ぐらいで、無料でした。

親の気持ちに理解を示してくれる相談員さんだったので、本当に救われました。

通信制高校の相談会に行く

意外とよかったのが、通信制高校の相談会でいろいろな先生とお話をしたことです。

通信制高校の相談会に来る人は不登校の子が多いので、「うちの学校にも同じような子がたくさんいますよ、大丈夫ですよ」と言ってもらい、周りを見て勝手に親近感がわいていました。

なんとなく一人じゃないんだなって思うことができ、少しだけ視野が広がった気がします。

営業トークかもしれませんが、前向きになれました。

自分のために時間を使う

不登校だと、どうしても子どもが家にいて一人になれる時間が少ないと思います。

私も現在は在宅勤務が多く、出社が時々あるのですが、子どもが家にいると出社している方が気が楽なものです。

朝早く起きないかとか、お昼ごはんはどうするとかいちいち気にします。

ある程度元気で年齢の高い不登校の子がいる場合は、カフェや図書館にいくなど、定期的に離れる時間も必要ですよね。

子どものことを考えず、意識的に自分のために時間を使っていました。

外に出て1人の時間を持つことで、逆に家に引きこもっている孤独感を感じないってことですかね。

まとめ

不登校の解決策は簡単ではないですが、自分自身のことを変えることはそれに比べたら難しくないと思います。

親が孤独を感じて引きこもってしまうと、子どもにとってもよくないそうです。

親子共倒れになることを避けるため、できれば複数のところに相談したり、自分時間を持つなどして、親自身の気持ちをいい方に保てるといいですね。

私もまだまだなので、子どもはもちろん、自分のメンタルケアに努めたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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